「死にたい」「消えてしまいたい」なら一度死んだつもりになる事ですっきり出来る

鬱の状態になると常に付きまとってくるものがあります。「死にたい」「消えてしまいたい」といった考えです。振り払っても振り払ってもずーっとその感情がわき続けるのです。

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死にたいけど死ねない葛藤がある

でも私は死ぬ勇気などありません。実際に駅のホームの端に立ってみても、幹線道路の道沿いに立っても、包丁を手にしたところで、結局怖くてできません。

ふとんに潜って縮こまって「死にたい 消えたい」と唱えながらに震えていました。死にたくても死ねない・消えたくても消えない、どうにもならない葛藤です。

しかしここで注意する点があります。重かった鬱から回復している途中のときは、行動する気力と体力があります。実際に死にたいと考えているとそれを計画し、本当に実行してしまう恐れがあるのです

でも本当に死んだらどうにもなりません。私も回復途上の時は自殺の方法を調べたりもしました。どうやったらすぐ、苦しみや痛みを感じることなく死ねるかなど考えていました。ただそれを乗り越えると、「生きててよかった」という思いが大きくなり、「死」を意識することは無くなってくるのです

では、どう乗り越えればよいかを書いていきます。

心の中で一度死んだことにしてみる

ならばいっそのこと、心の中で死んだつもりになってしまえばいいのです。あくまでも心の中での「つもり」です。一種の儀式のようにしてしまいましょう。

はい、私はたった今死んだ、終了

そこから生き返ります。

生き返った、今ここからは新しい自分だ

過去は全て水に流し、まっさらな状態で生き返った新しい自分がここから始まると考えてください。

嫌な記憶は「過去のもの」として捨てる

何か嫌なことを思い出したり再び死にたいという思いがわいて来たら「昔の自分は死んだ、旧自分の事について考えるつもりも理由もない」と突っぱねてしまえばよいのです。

新しくなったつもりで、これからを生きていけば大分気持ちは楽です。以前に「これが出来なかった」ということがあっても今を生きているのは新しい自分です。「今ならできるかも、やってみよう」と新たな気持ちになれます。

この死んだつもり、生き返ったつもりになるにはこの目的があります。過去を引きずらず、今をしっかり認識してこれからを生きるということです。

こうして過去を過ぎ去ったものと認識すると心が軽くなります。私の場合は小さいころの虐待・いじめ、そして仕事での嫌なことやつらかったことです。

生き返ったつもりになったことで、過去の思い出は全く現在は起きておらず、恐れることなど何一つないということを自覚できました。

昔、起こったことが今再び起こるなんて考えるのはよしましょう。自分も変わっていますし環境も相手も変わっています。思い出して嫌だ嫌だと考えて怯えていたり、憎らしいという感情を起こしてはもったいないのです。

過去は過去だと割り切り、今を見つめるようにしてください。

まとめ

1.自殺を本当にしてしまうのは回復途中の気力体力が戻ってきた時である
2.本当に死んではいけない、心の中で一度死んだつもりになり、生まれ変わってみる
3.そして過去を過去のものとして認識し、新しい自分として生きることにする

本当に死ぬのは寿命の時にしましょう。それまでは、「今」を大切にして常に新しく生きていこうではありませんか。

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