「おとなしい」子供は甘え下手かも、存分に甘える子供時代は必要

「大人しい子供」っていますね。
この子は大人しくて静かだね
落ち着いているねとよく言われる子供でした。

単なる性格ならいいのですがもしかすると虐待で大人におびえているというのがあるかもしれません。

私の場合はそうでした。
ヒステリックな祖母と母がおり、精神的な虐待を受けていたので親が怖くなって心を閉ざしてしまっていたのでした。

虐待を受け、親の顔色ばかりを窺うようになると甘えることが出来なくなります。
十分に甘えられないと承認欲が満たされません。

今後の人格形成に大きな障害になって言ってしまうのです。
自分の周りの人間はみんなそうなのかもしれない。
怖い。という感情しか出てきません。

人との距離感がわからなくなってしまうのです。
自分に敵対心を持たずに近づいてきてくれる人に対しても警戒してしまいます。

対人関係に大幅な障害が起こります。
人が怖い、そして人が苦手、ついには人間嫌いになります。

親以外で自分の話を聞いてくれる人、信じられる人を見つけてください。
親にも甘えたいという気持ちはあると思います。
それがなかなか難しいのならば別の人に協力してもらうしかありません。

学校やカウンセラー、民間の団体などに相談してみてください。
そうすることで心の安寧を得られます。
「甘えていいんだ」と。
そういう意味では甘えることを躊躇しないでください。
話を聞いてもらうことだけでも全然違います。
聞いてもらい、自分を肯定してもらうことで自信がわきます。

私の場合は小学三年生時代の担任の先生に出会って変わりました。
「きみはそれでいいんだ、これで大丈夫なんだ、それがきみらしくていいじゃないか」
そういってもらえたことでいじめられていた自分、運動が出来ない自分、みんなと打ち解けられない自分が嫌だった心
それがだんだん溶けていき、消えていくような安心感に包まれていく心持がしました。

話を聞いてくれて、肯定してもらい、承認してもらう。
この三つは自信を持つ大きなきっかけとなります。
だから何かあれば、誰かに話してください。

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