自信をつけるたった一つの思考法

自信がないことというのは何をするにもブレーキになってしまうものです。「自分にはできない」「やったことないし…無理だろう」「何やってもうまくいかなかったし」という思いが存在することでせっかくのやる気がそがれてしまうのです。

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自信が先か、実績が先か

自信がないから何もする気になれないというのは友人にも相談されたことがあります。類は友を呼ぶというんでしょうかね、その人も同じ悩みを持っているとは思いませんでした。

その友人が言うには「自信が無い人間だから就職できないんだと思う。でも就職出来れば自信がつくと思う。ただ求人する側はは自信を持っていない人間(今の自分)になんか興味はないだろう。いったいどうすればいいんだ…。」とのことでした。

まぁ確かに自信なさげな受け答えをする人が来ても「こいつ大丈夫か?」となってしまうとは思いますがね。とにかく自信をつけたいとのことでしたが、自信をつける根拠がないから自信を持てない、そしてその根拠をつくるためにはまず自信が必要、鶏と卵みたいな話になってしまいました。

小さな自信の積み重ねで大きな自信が出来る

私も以前はそうでした。会社を退職してからは「自分はダメな奴なんだ…」という思いが頭の中を支配していたのです。自信なんてほんの少しもありませんでした。

しかしある人から言われたのです。「日々、1つでも良いから過去にやり遂げたことを挙げていこう」という事です。

最初は「そんなものは無い、あっても数日分しか持たないだろう」と思いつつもやってみることにしました。受験の事、部活の事、バイトや就職活動の事、サラリーマン時代の事など色々考える機会になりました。

大まかな時代区分で見ると確かにすぐに出尽くしましたが、それは特に印象に残っている実績というだけです。細かく探してみると結構出てきたのです。

「電車で車いすのおじいさんが困ってたから助けてあげた」とか「今日は体調が良くて予定していたことをこなすことが出来た」「掃除して部屋をきれいにすることが出来た」という日常での出来事です。

そういった事を日々、ノートに書きだしていきました。するとどんどん空白は埋まっていき、ページ数も増えていったのです。これ自体も自信につながりました。「自分はこれだけ書けることをやってきたんだ」と、誇らしく思えるようになったのです。

卑屈にならず、自信を持つ

ちなみにその友人にはこんなエピソードもあります。あるとき1年ぶりに会うことになりましたが、以前は太っていたのに痩せてスマートになっていたのです。

私「おお、痩せたじゃん。すごいね。」

友「いやいや、すごくないよ。今まで太っていたのがいけなかったんだ。」

「そこは自信持てよ…」と思いましたがその友人はダイエットして痩せることが出来た事実を「だってデブだったのがいけなかったんだし」と考えて自信につなげていなかったのです。

「いやいやいや、でも痩せることが出来たんでしょ?すごいでしょ。だって世の中デブなんていくらでもいるじゃん。検診でもメタボとか追加されたじゃん。そこから脱却できたんだからすごいよ!」

「そうかぁ・・・。」

ようやく納得したみたいですが、自分では大したことないと思っていることが実は自信につながるという事もあるのですね。だからやってきたことを見直して自信につなげることも必要です。

まとめ

何もせずに生きていくことなんてありません。今、生きているという事はそれまでの間に何かをやってきたという事なのです。

ですから、一度自分のしてきたことや今現在やっていることを観察して毎日書き出してみてください。それを根拠として自信をつけていくと、いつしか大きな自信になっていきます。

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