うつ病からの回復中に身体が動けるようになったら散歩し、木などの植物に触れると癒しを得ることが出来る

冬のある日、私はいつも通り散歩をしておりました。冬はなんとなく気分が落ち込みがちです。鬱だと診断されていない方でも、冬の時期にふさぎ込むような気持になったことはあるでしょう。

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日光浴と散歩は良い気分転換

そんな時はとにかく日光にあたること、そして体を動かすことです。ちょうど良いのが散歩ということです。

ちょっとその日は散歩に行くかどうか気がすすまなかったのですが、習慣なので無理やり外に出ました。体は何だか重いのですが、歩きました。そしてゆったりと、景色をみながら歩いておりました。

いつもは素通りするちょっと大きめの公園があるのですが、その日は何だか引き寄せられるように公園内に入っていきました。たぶん疲れていたのでベンチがあれば座りたいと思っていたことも理由です。

ちょっと広めでいつもは近所のお年寄りの方だったり小さい子供をつれたお母さん等、誰かしらいる公園でした。しかし、その日は私一人でした。

木の生命力を感じるとシャキッとする

ぼーっとしながらその公園のシンボルツリーの前に進みました。立派な幹です。葉は落ちていました。枝は寒風に吹かれて揺れていました。

自分も風にふかれていました。「寒いなぁ」と感じましたが、別の感じもありました。自分の周りにまとわりついている重い感情とでもいえばいいのでしょうか、それが寒風で吹き飛ばされたような気がしました

寒くてすっきりとしたのでしょう。極端な言い方だとサウナで暑くなりすぎた後に水風呂にきゅっと引き締めたような感じです。

寒風に吹かれながら私はその木を見ていました。そこで私はこう感じました。たぶんどこかで読んだことのある事を思い出したのだと思いますが…。だとしてもうろ覚えです。

木は健気だ
風に吹かれても、雨や雪に降られてもしっかりとたたずんでいる
枝が折れてもまた芽吹き、伸ばす
空に太陽があればそれに向かってひたすらに葉をひろげる、ただ高く、一途に伸ばす
葉は落として腐り、いずれ養分とする

なんだかしっかり生きてるんだなぁと感心してしまいました。人間は生きる場所を選べますが木は自分の生えたところから動けません。風雨に耐え、上を目指します。

まずは前向きな気持ちになることが必要

私も自分の運命を試練だと受け入れ、その中で自分が出来る限り最大限の努力をして成長しようと思いました。

ふと気づくと20分近くぼーっと木を見上げていました。なんだか迷いが消えて気分です。心も体もすっきりして爽快な気分になりました。

まとめ

1.日光浴と散歩は良い気分転換
2.木の生命力を感じるとシャキッとする
3.前向きになることが必要

散歩することに余裕が出てきたり、同じルートで飽きてきたら周りの景色を楽しむほかにさらに細かい部分に触れてみると新しい発見や感じるものがあります。

特に植物は間近で触れると生命力を感じることが出来るので、一度触れてみてはいかがでしょうか。

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