少々わがままで良い?うつ病が治るきっかけは自己本位になったこと

うつ病を改善させるには、思考を変える必要があります。

スポンサーリンク

周りを気にしすぎるとうつ病になる

私は周囲の顔色を伺ったり、周りからどう見られているか・どう思われているかをいつも考えている人間でした。

その為、「いい子」「いい人」を演じて本当の自分を隠していました。また趣味も世間受けを考えてしまい本当に好きな事をやらずに過ごしてしまいました。

嫌な人であろうと笑顔で接し、私に対して不愉快な発言をする人に対しても心で泣いて顔では笑ってやり過ごしました。

親が怖かったのでいい子を演じて「親を怒らせない事」を自分の行動指針にしていました。

いじめられていた時代も「私が我慢すれば丸く収まる」と考えてじっと耐えていました。人格が破たんしている上司に対してもイエスマンになることを自分に言い聞かせていました。

一時期、鉄道に興味を持ったことがありました。でもそれを言うと馬鹿にされるのでコソコソやったりもしていましたが、やめました。それ以降趣味らしいことは出来ずにいました。

自分を隠すことは精神的に苦しかったですし、本当に好きな事をしなかったことはストレス発散にならずこれも苦しかったです。

それが30年近く続き、私はうつ病になってしまいました。

自分本位になる事でうつ病を改善させる

しかしうつ病になってから気づきました。私は他人本位で生きてきたという事に、です。上記の親・いじめをする人間・私を馬鹿にする人・上司などの人を自分より優先し、自分の事を後回しにした結果がうつ病だったのです。

だから、私は一つ思考の方向転換をしました。

「自分本位」になることです。

自分を第一に考える事で本当の自分を見つけることが出来るようになります。本当は何をやりたいのか、本当は何を考えたいのか、本当は何を話したいのか、本当はどんな服を着たいのか…などなどを見つけることが出来るのです。

周りになんと言われてもいいではありませんか。どう思われたって構わないでしょう。周囲の批判・評価がなんだっていうのですか。

そんな「周囲」の為に自分を偽ったり隠したり、必要以上に良い人を演じてもその「周囲」は自分を自分の思った通りに評価をしてくれる保証はありません。

さらに、批判や悪口を言われたとしてもです。「言いたい奴には言わせておけ」でいいんです。

犯罪になったり、社会に迷惑をかけたり、人の道に反するようなことはしてはいけませんが、そうでなければ何を考えようと何をしようと自由なんです。

自分本位の思考・行動で気が楽になる

そう方向転換してからは気が楽になりました。

自分を大切にすることが出来るようになったのです。会社を辞めて嫌いな人間とは付き合わない、気が合う人間でも自分の意見はズバズバいう事を始めたところ、ストレスのたまり具合がかなり減ったのです。

久しぶりに鉄道を見に行きました。鉄道旅で遠出しました。とても良い時間を過ごすことが出来たと感じています。普段乗らない電車に乗ったり、初めて見る車窓の眺めはとても良かったです。とてもすっきりする旅でした。

ただしニュースで見るような一部の「撮り鉄」のような迷惑行為はしません。基本的に鉄道に乗ってどこかに行くことが好きな「乗り鉄」ですので迷惑にはなっていません。傍から見ればただの乗客です。

周囲の人間は、あまり自分に興味を持っていない

そこでさらにもう一つの事に気づきました。「周囲の人間は、あまり自分に興味を持っていない事」ことです。

言いたい事を言おうが誰も文句を言いませんでしたし、嫌いな人と縁を切ったので何も言われようがありません。好きな事をしていたら周囲の事が気にならなくなりました。

なんであんなに周囲を気にしていたんだろう、周囲の事をどうしてあんなに怖がっていたんだろうと思えるまでになりました。

余裕が出来たら他人の事も考える

優先順位が自分を第一にし、他人を第二にしたところ上記のようにストレスは軽減されました。そして心の状態も改善されたのです。

すると心に余裕が出来てきます。

その余裕で他人に関わる時は穏やかになりました。顔色を伺うのではなく、評価を得たくてやるのではないので本当に穏やかです

対人関係にストレスがかからなくなったので楽になりました。これならうつ病の再発はなさそうです。

その為、他人の事を考えることは自分本位になった後で心に余裕が出来た時にしてみてください。そうすれば対人関係も穏やかで楽なものになります。

まとめ

・周囲を気にしすぎるとうつ病になる
・自分本位になることでうつ病を改善させる
・周りを考えるのは余裕が出来てからでよい

いかがでしたか?まずは自分の為に、生きるようにしてみてください。そうすれば少しずつ楽しく生きることが出来るようになります。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする