私の体験から発見した「うつ病の家族」がいる場合の3つの接し方

もしも家族が鬱病になってしまったらどうしますか?

どうすればいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。身体の病気ではないですし、人それぞれの症状が出ます。

私の場合はあまり家族の理解を得る事が出来ず働け働けと言われ続け、それがさらなるプレッシャーになりました。その為、静養しようとしていた実家を出て別の場所に住み自分で医者と共に回復しようと努めています。

この経緯を踏まえて鬱病の家族に対する3つの接し方を私は見つけました。

スポンサーリンク

鬱病の家族への3つの接し方

①まずは医者に診てもらう

まずは心療内科に行ってもらう、もしくは家族が付き添っていく事が必要です。疑ってしまうようですが単に鬱病だと言って怠けているだけかもしれませんので、ここはプロに診ていただいてください。

その際の医者選びはネットで調べたり、知人に聞くなどして情報収集を欠かさないでください。ホイホイと薬だけを処方する医者では、気づいたら薬漬けになって副作用などでおかしくなってしまう事もあります

私は都内に住んでいた時に何も考えず近所の医者に行きました。話をあまり聞いてもらえず薬だけを処方されて悪化すれば薬を増やされるだけだったので回復が遅れました。

しっかり話を聞いてもらえる心療内科を選び、先生の目から見てどんな状態なのかを知るようにしてください。

②とにかく休ませる

鬱病になってしまうと焦りやマイナスの感情などで心が落ち着いていない状態であったり、または無気力で元気が無い生気もない状態です。

日常生活を送ることが出来ない状態になってしまっているので、復活するまでは休ませることが必要です。重い症状の場合は寝たきりになるでしょうが、軽い場合は散歩に行ったり好きな事をさせることも良いでしょう。

しかし規則正しい生活をさせるようにしてください。不眠は仕方ありませんが、ダラダラとした夜更かしや食事を不規則にすることはせず、早寝早起きで三食食べさせるようにしてください。

不眠を防ぐため、寝る直前までPCやスマホ画面を見ることはやめさせ、飲酒もさせないようにしてください。画面を見ていると目が落ち着きませんし、飲酒して寝てもあまり疲れがとれません。

③否定的な言葉を言わない

鬱病に対して偏見をもつ人が多いです。鬱は心の病気なのですから他の病気と同じように考えてください。家族ががんになったら、その人を怒る人はいないでしょう。それと同じように鬱病に対して否定的な言葉を吐かないようにしてください。

今も「鬱は甘え」と信じて疑わないような人がいます。そう考えず、鬱を知る機会だと考えてみてください。

私は無かったのですが鬱病患者本人が家族に対して暴言などを吐くこともあるかもしれません。鬱では他罰(身近な他者を責める)の症状もあるのです。「病気のせいだ」と考えて衝突をしないようにしてあげてください

あとは「まだ治らないの?」「いつになったら元気になるの?」などというせかす言葉もおやめください。もし気になるのであれば本人を診ているお医者さんに聞くようにしてください。

まとめ

・医者に診てもらう
・休ませる
・否定的な言葉を言わない

本人も大変ですが、家族も大変な事にならないよう対処を間違えず共に回復できるようにしてみてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする