部下が・同僚がうつ病かも!?5つのチェック

鬱病は風邪や花粉症のようにわかりやすい症状というものがありません。個人によって様々です。とはいえ外から見た「変化」はあります。この記事では私が鬱になる前の事を元にチェック項目を書いていきます。

「いきなり部下や同僚が鬱になってしまった」と焦ることが無いように、元気な時とは違う変化を見逃さないでおくと欠員が出た等の混乱を未然に防ぐことが出来ます

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鬱のチェック5項目

1.疲れているように見える

鬱になると疲れがとれなくなります。また思考がどんどんネガティブになっていきますので今までハキハキしていたとしても、ふさぎ込む様になってしまうのです。

目が死んでいる・姿勢が悪い・ため息ばかりついている・とても眠そうにしている場合は要チェックです。もしかしたら鬱の前兆かもしれないのでカウンセラーへの相談をしてみた方が良いです。

2.ミスが増える

今まで犯さなかったミスをするようになってきた場合です。とくにケアレスミスが増えていたら注意が必要になります。脳が疲れているというかうまく機能していないのです。その為、注意力や集中力が散漫になってしまっています。

出来ていたことが出来なくなる・ケアレスミスが多発する・学習能力が低下すると業務にも支障が出ます。「こいつは馬鹿になっちゃったのか?」と感じたら注意が必要です。

3.ノリが悪くなる

飲み会や催し事を欠席するようになります。誘った当初は参加する意思を表明してもドタキャンすることもあります。鬱になると仕事をする、いやその前に仕事場に行くこと自体が大きな苦労になってしまいます。

その大きな苦労のあとに飲み会に行くなどというのはとてもしんどくなるのです。元気を出させてやろう・愚痴でも聞いてあげようという優しいお気持ちはありがたいのですが、力が出ないんです。最初に書いた「疲れている」状態だからです。

また、もし参加しても楽しそうではない場合もあります。今まではグイグイ飲んでいた酒もチビチビ飲むようになったり、飲めなくなることもあります。飲み方やノリ方が今までと比べて悪くなってきたら要注意です。

4.お昼を食べていない

鬱になると食欲が落ちます。食べたいという気持ちが全く無くなりますし食べることが面倒だと思うくらいです。さすがに家で食べているかどうかは観察することは出来ないので会社でお昼を食べているか確認すると良いです。

例えば、今まではお昼を一緒に食べていたのに誘っても来なくなったとか、お昼の時間になった途端に机に突っ伏して寝てしまう時は注意が必要になります。

食事をしなければ仕事への力も出ませんし、そもそも元気が出ません。食べない→力が出ない→食欲すら出ない→食べない、という負のループに陥らないようにしないと鬱に進んでいくことがあります。

5.午前半休が増える

鬱は朝が一番きついです。朝、体調が悪くそれが昼・夕方にかけて回復していきます。その為朝起きられず会社に行くことが出来なくなることが増えてきます。ただでさえしんどい朝にギュウギュウの通勤電車に乗るなんて行為は怖くてできなくなります。

その為午前中になんとか落ち着かせて、午後電車の空いた時間を使って出勤するようになるのです。だんだんと午前半休をとることが多くなってきたなと感じたら注意してください。

まとめ

1.疲れているように見える
2.ミスが増える
3.ノリが悪くなる
4.お昼を食べていない
5.午前半休が増える

急になってしまう鬱もありますが、だんだんと変化が起きて鬱になることがあります。そういった「前兆」に気づいてあげてください。鬱だと診断されてしまう前に社内で対処し、カウンセラーや病院を紹介するとか休養させるなどの適切な措置をとれば、悪化せずに済むこともあります。

鬱になったら本人だけでなく周りの人も大変です。早め早めの対処が後々のためになるのです。

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