中学進学するも変化を否定、変化を恐れて怖気づいた代償

中学生に進学すると、吹奏楽部に強制入部させられました。
人と関わることが苦手な人間、さらに人間不信で自分を信じない人間が部活に入るというのは
つらいことこの上ないものでした。

集団行動なんてものは苦手分野の本丸とも言っていいものでした。

ただ、演奏技術はどうにか持ち合わせていたようで
その部分においては何とかなっていました。

問題は合宿です。
朝昼晩24時間一人の時間がないのです。
これはもうストレス以外の何物でもないです。
きついものでした。

さて、部活の仲間というのは将来にわたって強い絆を保持するようなイメージがあります。
部活終わり、家路につくとき途中でコンビニでみんなで買い食いしたり
大人の本をひろってみんなでニヤニヤしたりというのがイメージされますが
ありませんでしたね、そんなことは。

もう部活が終わったらわきめもふらずに帰りました。
なので部活仲間とは部活以外でかかわることはありませんでした。

さらに、クラスメイトとも私の性格上かかわることができませんでしたので
「ただ存在する」といった位置づけになっていたと思います。

楽しもうと思えばちゃんと楽しめる時代でした。
時代が小学校から中学校に変わったのです。
この大きな時代の節目に、心機一転で頑張ろうと思えばよかったのですがそうはしませんでした。

変化が、怖かったのです。
昔はかろうじて仲良くしてくれていた人たちがヤンキー化したりする光景が怖かったのです。
そして自分はかろうじて仲の良かった人達すら失います。

ならばクラスでヤンキーではないけどクラスの端の方で固まっているグループに入ればよいじゃないかと思うでしょう。
それも違いました。

趣味が、なかったのです。
彼らは基本的に趣味でつながっています。
代表的な例はゲームや、写真、絵を描くことです。
そういった「趣味」のことで話はもちきりだったのです。

そこにも入れなかった私は完全に孤立しました。

そうならないためには、まずクラス内での自分の立ち位置を判断してください。
ヤンキーグループか、地味グループかです。

そして地味グループならば彼らの趣味をすぐに把握しましょう。
そして話を合わせられるように情報収集を始めてください。

それすらできなければ、何か一つの趣味を極めましょう。
「○○のことならこいつに聞け」と言われるくらいの、一つの事に秀でているとクラスに居場所が持てます。

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