うつ病の症状の波がある…その時はとことん落ち込む、毒を出し切る事が必要

鬱になってからは、調子が良くなったと思ったら悪くなる…ここ最近は色々頑張れたと思ったら次の日力が入らなくなったりと、調子の波があります。

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ある程度の「不調」予測

不調になってしまうと体に力が入らなくなり、頭が重くなってしまいます。私は「昨日まで大丈夫だったのに…なんでこうなるんだよ」という悔しい気持ちになってしまい、自分にイライラしていました。

鬱になった当初の症状が再発してくるのです。「またか…」という嫌な気持ちになります。でもこれまでの事を振り返ると、私が不調になるには一定の原因があることがわかりました。今回はその理由を3つに分けて書いていきます。

数日間好調が続いたら注意

退職してから約半年、なんとかマイナス思考や体調不良からプラス思考に変わり始めて体調を崩すことも少なくなってきました。私は「もう大丈夫そうだ」と考えて、やりたい事や個人で始めようとしている仕事の予定をスケジュールに落とし込んでいました。

明日はこれ…明後日はここに行って…そのあとは…と、スケジュールが埋まるのを楽しく考えていました。一週間ほど予定通りに事は進みました。しかし、その次の日に症状が出てしまったのです。

体が動かない、まるで鉛になったかのようでした。頭は霞がかかったかのようになにも考えられない。でも、あれやんなきゃ、これやらないと予定が遅れてしまう、といった強迫観念は存在していたのです。

でもやろうとすると頭や体が動かず、ただ朦朧としながら机に向かっているだけでした。その状態は調子が良かった期間と同じ1週間続きました

天気にも左右される

晴れの日は大体調子が良いです。日光を浴びたり、日光が当たっているところを見るだけでも心は落ち着きました。

しかし曇りの日、雨の日は症状が出ました。低気圧が近づいているとなんだかソワソワした気持ちになり、最終的に心と体が重くなってしまいました。

特に冬の寒い日で雨が降ると、不安や落ち込み、マイナス思考、とてつもない倦怠感や頭痛にも襲われ、「なんでこうなるんだよ」と悔しい思いでいっぱいでした。

薬やお酒

薬を変えてもらった時や、お酒を飲んだ時にも体調が悪くなることがあります。私は数分間だけ話をフンフン聞くだけで、あとは薬を変えて様子を見ましょうという医者だったのでコロコロと薬が変わりました。

その時、自分に合わない薬や副作用のある薬を飲むと、かえって不調になることがありました。効いていないのか、副作用なのかわかりませんがこういうことがちょくちょくありました。

お酒を飲んだ時も、当初はストレスを紛らわすために飲んでいたのです。しかし酔っているときは大丈夫なのですが酔いがさめると反動が起きたかのように不調になってしまったのです。

落ち込み倒す

上記の3つの理由があると、ある程度の対策は出来ました。余裕を持ったスケジュールをつくり、天気予報を確認して日々のタスクを決めたりしています。現在は薬を飲んでいませんし、お酒もあまり飲まないようにしています。

とはいえ、不調になってしまった時が問題です。非常に悔しいというか自己嫌悪の感情がわいてきます。「なんでこんな弱くなっちゃったんだろう、自分だって普通に暮らしたいのに」と、忸怩たる思いになります。

無理して起き上がったり、プラス思考にするように努めました。「大丈夫大丈夫、散歩でも行こう」と思って無理やり着替えて外へ出たこともあります。

でもダメでした。途中で力尽きて帰りました。回復するどころか、むしろ疲れ果ててしまいました。症状が悪化してしまったのです。

そこで私はもう逆ギレというか…開き直りました。「あ~もうどうせ自分はダメだ」「もうずっとこのままなんだ」「疲れた、寝る」「もうおしまいだ、自分なんて結局人並みに生きていけない人間なんだ」と思いながら、布団にくるまりました。

「もう嫌だ」と思うと同時に再び過去の憎悪の記憶と感情もよみがえりました。うわ~っと襲ってきたのです。収拾がつかなくなりました

「あ~」とか「う~」とか唸りながら落ち込み続けていると、いつしか寝てしまったようです。2時間くらいでしょうか、起きてみると体が軽くなっていました。渦巻いていた嫌な感情と記憶もなくなっていました。汗はびっしょりとかいていましたが…。

まとめ

ダメな時は必ずあります。意識して気持ちを切り替えていける時もありますが、それが出来ない時もあります。その時は無理にやっても悪化してしまいます。

そんな時は、いっそのこと思いっきり落ち込んでしまうと案外回復することはあります。心の中の毒というか、そういったものを出し切ってしまえば気持ちの切り替えが出来ることもあります。

心の中の負の感情を出しきらなければ、プラスの感情を入れることは出来ない」といったところです。無理にプラス思考に切り替えようとせず、こんなやり方もあるので試してみると、案外いけるかもしれません。

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