幼稚園時代、周りと馴染めない浮いた子供

幼稚園に入る前に内気な子供、虐待で「いい子」にならざるを得ない状態になりました。そして幼稚園には途中から入園したためか、なじめませんでした。

既に出来あがった世界に入り込めなかったのです。幼年期に対等の友達を作ることが出来なかったため、自分は人とは違うんだ、私は下の存在なんだ、という思いが頭の中に存在してしまったのです。

それでもじもじ・おどおどしていたら、そのことでからかわれました。そこからエスカレートしていき、いじめに発展していきました。

でも寂しかったんです。周りのみんなはグループを作って仲良く遊んでいるのに、自分は小さいおもちゃを抱えて隅の方でじっとしていたのです。

人とのかかわり方を知らなかったのです。でもこうも考えるようになったのです。

いじめられてるけど自分は今人と交流している、と。皆の輪の中に入っている、と思ったのです。

でもいじめはいじめなんです。だんだん悲しくなってきました。他のみんなは穏やかに仲良く笑顔で楽しそうに遊び、しゃべっているのになんで自分はこんな形でしかみんなと関われないんだろう…と思い、悲しい気持ちでいっぱいになりました。

おねだり自粛

幼年時代に内気な「いい子」になってしまい、おねだりすることが出来ませんでした。
常日頃から「うちは貧乏だ貧乏だ」と言われ続けていました。
そんなことをずっと言われ続けていると、物をねだることなんてできません。

しかし、世間体だけは過敏に気にする性格だったので割と良い服や持ち物を与えられました。
ですがそれがさらなるいじめの拍車をかけました。

周りの園児から「ちょうだいよー!!」と強い口調で言われ服を強くひっぱられたり
物をぶつけられたり落とされたりしたのです。

もうやんちゃなグループと仲良くはなれないなと思いました。
その為おとなしい人たちのグループに入ろうと考えました。

そのグループの人たちはゲームが好きでした。
数人で集まっては輪を作りゲームの話を楽しそうにしていました。

しかし、私にはゲームがありませんでした。
少しだけ勇気を出して「ゲームをやってみたい」と言ってはみたものの
「うちは貧乏なの!しかもゲームなんかやって目が悪くなったらどうするの!あんなものはやらなくていいの!」
と言われてしまい、ゲームは買ってもらえませんでした。

ゲームを持つことが無かったので、ゲームをやれず、同じ組の人と話すきっかけが作れなかったのです。
同じ趣味、やっていることが同じなど共通点があると話は弾みますからね。

とはいえゲームがあってもこの性格上友達をつくるのは困難だったでしょう。

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