小学二年、自己改革で新しい自分をプロデュース

小学校に入りたての頃はいじめの対象になっていましたが、
学年が改まってからは自分でも
「このままではいけない」という気持ちが芽生えました。

このときはじめて「自分を変えよう」と思い立ったのです。
いつまでもいじめられている自分でいるのは嫌だ、と強く思ったのです。

クラスも変わり、担任の先生も変わったので、自分も変わるチャンスがととったのです。
このままではいけないという思いは「活発になろう」という思いになり、努力しました。

自分は目標を設定しました。
過去の学年で、クラスでの人気者だった人をまねることにしたのです。

当時は小学生です。
少しでも良く目立つようなことをすればすぐ人気者になれます。
私は何をしたかというと、絵が得意だったので自作の漫画を描きました。

クラスで起きた出来事や面白いと思ったことをノートに書き、先生やクラスメイトに見せていました。
その漫画は評判となり、瞬く間に人気者になったのです。

逆転しました、過去のいじめられていた状態から。
これは、自分史上初めて「自信」というものを得た瞬間でもあったのです。

それはそれは初めての経験でした。
今までの周りの蔑むような視線、バカにする言葉、強い口調で悪口を言われる…そんなことがなくなったのです。
穏やかな笑顔で接してくれる人たち、「すごいね」と言ってくれる人たち、いじめるつもりで集まってくるのではなく
自分と穏やかにおしゃべりをするために集まってくるひとたち…。

「友達」って、こういうものなんだな
そう実感できた瞬間でした。

成功し、友達が増えました。
でもそれは長く続きませんでした。

自己改革に成功してクラスの人気者になる事に成功することが出来ましたが、
それをやめた途端にもとの状態に戻ってしまいました。

これくらいでいいやと思ってやめてしまったのです。
急に恥ずかしくなってしまったのでした。
あと仲良くしてくれている環境が信じられず、怖かったのです。

心が幸せに慣れていないと、幸せはすぐに逃げていきます。
だからいつ幸せになってもいいように、心の中に幸せを少しでも存在させるようにしてください。
でないと、結局ダメになってしまうのです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする