小学生、部活にて再び女子からのいじめにあいました。
自分に引け目を感じ、オドオドしてくると、子供は女子男子問わずそこに付け込んできます。
完全に私はそうなってしまいました。
しかしいじめられ続けるわけにもいきません。
というわけで幼少期にやっていた「いい子」をここでも発動することになります。
ただこれは自分の意思でやったわけではなくやむにやまれずやったものです。
とにかく人の言うことに従順になりました。
「はい」「わかりました」というだけで誰にも反発や意見を言うことをせず
誰かから何か責められるようなら真っ先に「ごめんなさい」と言いました。
自分が悪いかそうでないかは考えませんでした。
その場がおさまればそれでいいんだ、もうそれ以上は求めない、という姿勢でいました。
私は自我を捨てました。
いじめは少なくなりましたが大きなものを失ったのです。
それは「相手への信頼」です。
相手を信じるのは誰か、それは自分です。
自我を捨てた人間に「自分」など存在しません。
そうなると「相手」という存在は無くなり、「単なる他人」になってしまうのです。
相手にとって「自分を信じてくれているか」というのはその人の醸し出す雰囲気ですぐわかります。
そして、自分を信頼していない人を信頼する人などいません。
こうして他人との距離は開きます。
これはまずいです。
他人との距離を開き、自分の殻に一度閉じこもってしまうとその殻を割ることは非常に困難です。
自分を殺してまで相手に合わせる必要は全くありません。
まっさきに誰かに相談するようにしてください。
そして、あなたを助けてくれる人は必ずいます。
自我は保ち続け、人を信頼し(全員信じろとは言いません、何人かは信じられる人を見つけてください)、
SOSは早めに出しましょう。
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