しぐさを変えて、いじめを予防する

人間関係

いじめの原因を考える記事を以前書きました。いじめられる人の特徴という物はあるものです。よく「いじめられる側にも悪い部分がある」なんてことを聞きますが、「悪い」かどうかは別としていじめられてしまう原因につながるものがありますので、今回はそこに焦点を当てていきます。

強い弱いはしぐさで判断

いじめっ子という人間は、「自分より弱い」と判断したターゲットに対してその行為をします。では、その人たちが「弱い」と判断するのは具体的にどういったことなのでしょうか。箇条書きにしてみました。

・反撃しない
・腕っぷしで押さえつけることが出来る
・誰にも相談しなさそう(孤立してそう)

これらは全て外見や態度・しぐさに出ます。反撃したり、言い返さないといじめは助長します。仲間がいなさそうなら反撃させる恐れもありません。体が貧弱なら力ずくで押さえられます。

猫背うつむきがち、一人オドオドしていれば恰好の的になってしまいます。

堂々としていればいじめは寄ってこない

では、どうすれば「弱い」と思われずに済むのでしょうか。それはちょっとしぐさを変えることです。

まず堂々とすることです。背筋を伸ばしてまっすぐ前を見ること、猫背やうつむきがちな姿勢なのであればそこを改めてください。すると視線が高くなります。高い視線から周りを見ると今まで大きくて怖そうだったものがそうでもないことに気づきます。

もしいじめやからかわれていたとしても、焦って逃げないでください。サササッと逃げるといじめっ子は追ってきます。もっといじめてやろうという気持ちにさせてしまいます。絡まれても慌てて逃げずに、悠然と歩いて去るのです。黙って深呼吸し、そいつらをじろりと見下して、スタスタと歩くと、「え…」となり、いじめる側もつまらなくなって諦めます。

同じく、いままで動きが早かった人は、ほんの少しゆっくり目に動くようにすると効果的です。ちょこまか動く人よりも、堂々とした動きをする人の方がちょっと「強そう」な印象になります。

やり過ぎると尊大な感じに見えてしまうので、そこは気をつけなければなりません。そのつもりはないのにオー○リーの春■さんみたいになっては、お笑いになってしまいます…。

まとめ

堂々としたしぐさをする人間にいじめをしようとする人はいないでしょう。周りでいじめられていない人を観察して、その人のしぐさを自然な感じで真似ると効果はあります。

背筋を伸ばし顔を上げ悠然とした態度としぐさをしてみてください。だんだんと自分の心も堂々としたものに変化していきます。

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