中学生、変なプライドで周りとの壁をつくる

中学に入ると私の性格も変質していきます。

親が急に勉強をしろしろと口うるさくなります。
それと同時に部活もやらなければいけません。

勉強しろと言われればやるしかありません。
もしテストで80点を割るようなことがあれば母はヒステリックに怒ります。

勉強の動機づけというものは大切です。
私の場合は「親が怖いから」といった理由でした。
本来であれば「将来○○になりたい」といったような目標があってこそ勉強というものは役に立つものです。

私のような勉強の動機では確かにテストの点数は上がりますが学んだものを自分のものにすることは出来ません。

さらに一つの副産物を生むことになります。
妙なプライドです。
ただ単に勉強だけはしたことで学校内でのテストの順位は上がりました。

だったら、がり勉キャラになればいいと考えたのです。
勉強ばかりしているから友達がいないんだと、友達がいない理由を置き換えたのです。

自分は頭が良い、つまり
「私は、周りとは違う。だから周りとは関わらない」
と、このように自分がまわりと関わ「れ」ない事を正当化してしまったのです。

そうなってしまうともうどうにもなりませんね。
変な上から目線の野郎となんて、周りからすれば関わりたくない奴です。

こうして私は周りから取り残され、そして中学校を卒業をしてしまったのです。

わけのわからない理由付けをして周りとの壁をつくってはいけません。
勉強が出来るようになったのならば、それをみんなに教えられるような良い人キャラになればよかったのです。

そうすればクラスメイトと関わる機会を増やすことが出来、それがきっかけで仲間が出来ます。
妙なプライドは捨てましょう。

学校という小さな社会、孤立してしまっては何かと不便です。
そもそも、つまらない時代を過ごすことになります。

自分の強みを見つけ、それを武器にして友人をつくれるように努力してみてください。
一歩踏み出すのは怖いです。
でも、ずっと一人でいるのはもっとつらいものです。

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