時は高校時代に移ります。
中学時代の変なプライドなどの理由で周りと関わらなかった自分は同じ学校の人間が誰もいかない高校に進学しました。
成績も普通以下、部活もやらない
そこは進学校でした。中学時代にそこそこ優秀だった自分はそこで初めて挫折を味わうことになるのです。周りと比べると成績なんて中くらい。しかも中学生時代と比べると生徒の数があまりにも多いのです。
そして高校に入ると部活は強制ではありませんでした。そのため、いままでかろうじて自信を保つ根源になっていたものがすべてなくなってしまったのです。
いままで吹奏楽部に入っており、大会に出たり賞をとったりしていました。複雑な思いでやっていた部活ではありましたが、その結果は自分の自信につながっていました。それが消えてしまったのです。
いじめもあったが良き友人も得た
入学後、なんとか友達をつくろうと話しかけていた時期がありました。クラスメイトに話しかけてなんとか周囲との壁をつくらないように努めました。
しかし、再びいじめの対象になってしまいました。顔の一部分にコンプレックスがあるのですが、そこを容赦なく馬鹿にされていたのです。ひどい有様でした。
成績は悪い・趣味特技はない・いじめられっ子・・・生きてて楽しいのか、といった具合です。
でもなんとか持ち直し、友達を作ることが出来ました。
持ち直した理由は、周りに恵まれたことです。落ち込み荒んでいた心になっていた自分に話しかけてくれたクラスメイトがいたことでした。話しかけてくれたのは入学後に話しかけて「知り合い」レベルにはなっていた人からです。
「一緒に弁当食おうよ」と。ここから、私とその人の友人関係は始まりました。
一緒にご飯を食べ、放課後にゲーセンに行き、休日にカラオケに行ったりようやく人並みの高校生活を送ることができるようになったのです。そしてその友人とは、10年以上たった今でもたまに飲みに行く仲になっています。
自分から話しかけて関係を広げる
その人から友人関係を広めていくことが出来ました。やはり自分から話しかけていくことが一番の近道だと考えます。多分最初にいろいろな人に話しかけていかなかったら誰も見向きもしなかったと思います。
また、いじめをしばらくの間は耐えたことも友人が出来る理由でした。すぐに逃げ出してしまったらその友人には出会え無かったでしょう。
でもどうせ知人が全くいない高校に進学することになったのですから、キャラを大幅に変えて高校デビューするのも一つの選択肢でしたね。ただどうしても怖気づいていました。これはとてももったいない事をしました。失敗したかもしれませんがそれもやっておいて損は無いでしょう。
クラスメイトに話しかける勇気、欲を言えば新天地でキャラを変えてデビューする思い切りの良さ。時代時代の節目にはこういうことが必要です。この瞬発力はやっておくとそれ以降の友人を広げるのがそこまで難しくなくなります。
私は友人が一人できてからそのまた友人と仲良くなり、徐々に交友関係をクラス外にも広めることが出来、10年以上たっても続く仲間を得ることが出来ました。
まとめ
1.進学すると環境が変わるが、できる限り積極的に周りと関わることが出来れば友達は出来る
2.縮こまってしまっては何も変わらないし、悪化するかもしれない
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