どうしてもイライラしてしまう時があります。腹が立ちすぎてキレそうになる時というのは何をしようにも手につかなくなりますね。そしてキレてしまうと大声を出したり物を壊す・投げるなどの害が出ます。
物や人にあたると後味が悪い
ついむしゃくしゃすると物を投げたり蹴ったりして壊す人がいます。まあそれは以前の私であるのですが全然ストレスは解消されませんでした。
暴れたら暴れただけ、こんな自分が嫌になりますし、一通り物を壊すと部屋の中はごみの山になってしまいます。片付けるのは自分しかいませんし、必要なものは買い直さなければいけなくなります。
人にあたってもその人と仲が悪くなるだけですし、あまり近すぎる人に愚痴ってもその人との関係はぎくしゃくします。私の母親の母親、つまり祖母が毒親と言われるものだったのですがその愚痴を私は母親からずっと聞かされてきました。
毎日毎日聞かされている方にとってはたまったものではありません。幼いながらに「何で一緒に住んでるの?全部のしわ寄せは僕にくるじゃん」と思ったものです。
大きな紙に書く
物を壊さず、周囲との人間関係も壊さずにするためには紙に吐き出すことが有効です。大きめの紙、A4サイズがいいでしょう。出来ればA3があると尚良いです。
部屋を閉め切って一人きりになり、深呼吸をしたらうわーっと自分の思いを書いていってください。字の上手い下手は関係ありません。自分でも読めないくらいの汚い字だっていいんです。
書くことも遠慮は無用。どんな悪態であっても汚い言葉であってもいいんです。誰かに見せるわけではないんですから。思いつくままに書いてしまいましょう。
しばらく書いていると少しだけ落ち着いてきます。ストレスの量が減っていっているあかしとみていいです。ですが、私はここで止めることはしません。
さらに「何でこんな気持ちになったのか」「なぜ自分はこの人が嫌いなのか」を考えてさらに書き続けます。こうすることで、ストレスのもとを吐き出すとともに自分の気持ちを分析することが出来るのです。
長時間書いていると疲れてきます。疲れたらそこで終わりにしてください。気分は書く前と比べてすっきりしていると思います。全部が全部とは言いませんが、いくつかは「なんだこんなことで怒ってたのか」と思うこともあるはずです。
あとは紙をこれでもかというほど小さく丸めるか、シュレッダーにかけて捨ててしまってください。自分の出した毒を消すことが出来たという感覚になります。
まとめ
どうしても許せないという事や人は誰しもあります。でもそれによって物や人の害を与えると、今度はその相手にとって自分は「許せない人」になってしまう恐れがあります。
せっかく文字というツールがあるのですから、それを使ってストレス発散をしてみてください。