うつ病で体が動かない時の休み方

とても重い鬱(ほぼ寝たきり)

鬱になるとどんどん体力が削られていきます。というか力が入らなくなるといった方が正しいですね。身体を動かすにも、何かを考えるにも電源が切れてしまった機械のようになってしまいます

休むためにやっておきたい3つの事

気力や体力がなくなってしまうとバッタリと倒れ込むように寝てしまいます。鬱病に理解があって誰か看てくれるくれる人がいれば何とかなると思いますが、そうとは限りません。私は東京で一人暮らしをしているときに鬱病と診断されてしまったため、一人きりでした。

①食糧調達

食欲は無くなりますが、人間食事をしない事には生存していけません。「死にたい」とか「消えたい」と考えていてもしばらくすると体が栄養を求めます。もはや本能ですからそうなりますし、死にたいと思って死ねる程人間は弱くないんです。実際私も生きてますし。

だから3日分の食料は確保しておくようにしてください。さすがに3日もあれば少しは動けるようになります。外出できなくても電話などで誰かと連絡をとれるくらいにはなるはずです。

とはいえ、食欲が無い中で普通の食事をするのは難しいです。普通の食事が出来ればそれに越したことはないのですが私は固形物を口に入れて咀嚼し、飲み込む作業もやりたくありませんでした。

その為、ゼリー飲料を買いだめしておきました。エネルギーとビタミンのゼリー飲料を飲めば最低限の栄養はとれたのでどうにかなったのです。手でぎゅーっとつぶせば嫌でも口の中に入ってきますし、入ってきたらちょっと噛んで飲めば消化も早いです。少しずつやらないとむせますがね。

ただ、あまり長い間ゼリー飲料に頼らないようにしましょう。臨時の措置として使うようにしてください。食欲が湧いたら少しずつ普通の食事に戻すようにしてください。

あとは水分です。ペットボトルを買いだめておきましょう。スポーツドリンクとお茶があるといいです。

②カーテンは少しだけ開ける

カーテンを開けっ放しにすると外の様子が気になりますし、かといって閉め切っておくと時間の感覚がわからなくなります。その為、少しだけ開けておくようにすると夜と昼間の違いが分かるようになります。瞼を閉じていても光は目に入ってきますので起きることが出来るきっかけになります。

外灯の光が入ってくる場合は仕方ありませんが、明るさを体が認識できるようになっておくといつまでも寝ている状態から脱することが出来るようになります。

③ゆっくりと横たわる

あとは安心して横たわってください。もう何も考えず静かに息だけしておきましょう。何か嫌な思考が生まれてきても酒を飲んだりするのはNGです。酔って寝ることは出来ますがすぐ起きます。変に覚醒して眠れなくなり、体力が奪われるので注意です。

通信機器も手に取らず、静かに布団をかぶると温かくなってだんだん眠くなります。そのまま数時間寝てしまいましょう。

目は閉じようとすると案外力が必要になります。目が冴えてしまう時はどうしても目が開いてしまいます。その時は目を半開きにするのです。というか瞼に力を入れないようにしてください。すると自然に半開きになります。

それと同じく体の力も抜いてください。こんな状態ですから力は抜けていると思いますが変に力が入っている部分もあるかもしれません。全身の力の抜け具合をチェックしてみましょう。

まとめ

どうしても力が入らない時というのはやってきてしまいます。特に頑張った後とかは注意です。でもなってしまったら栄養を摂取して寝るしかありません。無理やり動かそうとしても結局うまくいかないんです。

「あぁ、休憩をとれってことなんだ」と受け取ってじっくりと休むようにしてください。でも出来るならばすぐにお医者さんに行く・カウンセラーに相談するなど誰かにSOSを発信するようにしてください。

一人でいる時間をあまり長くしないようにしましょう。

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