頭がやけに回転してしまい、考えたくもない事を考えると気が有ります。夜くらいは無心になって寝たいのに眠れない時とか、朝急に頭が覚醒してあれもこれもと過去の記憶や将来への不安が湧き出してしまい、収拾つかない時は心も体も辛いものです。
いつかは治まるものではありますが、それは考えすぎて疲れた時です。治まった時には身も心も疲れ切ってしまいぐったりしています。時間も無駄にしてしまうし全く休まりません。しかし私なりの抑え方が3つありますのでご紹介します。
①情報シャットアウト
気を紛らわすためについついスマホをいじったりテレビをつけてしまいますが、逆効果です。私はスマホで主にニュースを見ているのですが、この時にも同じことをするとニュースの受け取り方がまるで違ったのです。
普段なら「ふーむ、そうか」くらいで済んでいます。よほどのことが無い限り感情が動くことはありません。しかしこういう時はイライラのもとになってしまうのです。
世の中良いニュースは悪いニュースと比べるとそれほどアップされませんし、悪いニュースの方が記憶に残ってしまいます。「どこかで事件があった」「○○が詐欺をした」「株価が下がった」などなど、世間を見渡すと悪いニュースはたくさんあります。
その為、ただでさえ考え込んでしまっている頭にこれ以上情報を与えてしまうと混乱が増してしまいさらにおかしくなってしまいます。スマホやテレビを見るのをやめ、外部からの情報が入ってこないようにすると悪化が防げます。
②深呼吸をする
考え込んでいると呼吸が浅くなっています。呼吸に意識がまわっていないのです。酸素が薄くなっているうえに考え込み続けてしまうとどんどん息苦しくなっていくのです。
「あれ?息が…」と呼吸が苦しくなってしまうとさらにパニックになります。もう完全に収拾つかなくなります。そうなる前に深呼吸をして落ち着きを取り戻し、呼吸を整えてしまうのです。
まずは喚起をしてください。窓を閉めっぱなしにすると空気が濁ります。空気清浄機を使っていても結局は部屋の空気をフィルターで汚れを取って循環させているだけなので空気自体は同じものです。
外から空気を入れてあげると不思議とパリッとした空気感になります。その空気を深呼吸して胸いっぱいに入れてみてください。自分が部屋の中で消費した分の酸素も外から取り入れることが出来る(ような気がする)ので息がしやすくなるのです。
③体を温める
厚着をするなり、温かい飲み物を飲むなり布団にくるまるなりして体を温めるとホッとします。私の場合は熱い甘酒を飲むようにしています。
甘酒のほのかで優しい甘みとトロミで芯から温まることが出来るのです。甘酒が無ければお湯にしています。カフェインを摂取すると逆に頭が冴えてしまうのでお茶やコーヒーは避けるようにしています。
外と内から体を温めるとだんだん安心感に包まれます。安心感が湧き出てくると「大丈夫」という思いが大きくなりマイナス思考の無限ループを止めることが出来たのです。
まとめ
情報をシャットアウトし、新鮮な空気を体内に取り込み呼吸を整え、身体を温める。私はこれら3つの方法と手順で頭を落ち着けています。
不眠の時や、冬の寒くて天気が悪いときなどは特にこれらの事をやっています。またこういった症状が出なくてもあらかじめこの3つの事をやっておくと症状が出にくくなります。
嫌なことばかり考え込んで身も心も疲れてしまうことは辛いものです。少しでも軽減で軽減できれば幸いです。
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