【保存版】メンタルが弱った時こそ効く「やらないことリスト」|心の疲れを取るシンプルな回復法

はじめに:心が弱ったときほど“減らす”ことが大事です

メンタルが疲れているとき、「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込んでしまうことがあります。ですが、実際には やることを増やすより、やらないことを決めるほうが回復が早い と私は痛感しています。

今回は、私自身がメンタルが弱った時期に実践して効果を感じた「やらないことリスト」の活用法について、体験談を交えながら具体的に紹介します。


【結論】“やらないこと”を先に決めると、心が一気に軽くなる

私が初めて「やらないことリスト」を作ったのは、仕事の繁忙期で心がすり減っていた頃です。
タスク管理アプリはぎっしり、予定はパンパン。
「何から片付ければいいのか」すら分からなくなってしまい、毎朝起きるのがつらくなっていました。

ある日、知人に「やることじゃなくて、今日は“やらないこと”を書いてみたら?」と言われ、半信半疑でメモ帳に書き出してみました。すると不思議なことに、脳が一瞬で静かになった感覚がありました。


【やらないことリスト①】完璧に仕上げようとしない

私は普段から「完璧主義気味」で、仕事も家事も“ちゃんとやらなきゃ”という思いが強いタイプです。しかしメンタルが弱っているときに完璧を求めると、キャパの限界を一瞬で超えてしまいます。

ある日、「資料作りは今日は60%でOK」と“やらないこと”として決めてみたところ、
・作業開始のハードルが下がる
・気持ちが焦らない
・結果として、予想以上に早く終わる
というメリットがありました。

完璧をやめたことで、心の余白が戻ってきた瞬間でした。


【やらないことリスト②】疲れた日は無理に誰かと会わない

以前は「予定を断るのは失礼」と思って、疲れていても無理に人と会っていました。しかし、メンタルが落ちているときの人付き合いは、思った以上に心に負担がかかります。

ある週末、どうしても気乗りしない予定を思い切ってキャンセルし、自宅でゆっくり過ごしたところ、翌日驚くほど調子が戻っていました。
「休む時間も予定の一つ」と捉えるようになってから、心の落ち込みが長引きにくくなりました。


【やらないことリスト③】無意識のSNSチェックをしない

気づけばSNSを開いてしまうクセがあり、休めているようで頭はずっと情報処理をしている状態でした。特にメンタルが弱っているときは、人の投稿を見て落ち込んだり、自分と比べてしまったりすることも。

そこで、私は“やらないことリスト”に
「寝る前1時間はSNSを見ない」
と書くようにしました。

最初は落ち着きませんでしたが、3日ほどで慣れ、睡眠の質も上がり、翌日の気分が軽くなったのをはっきり感じました。


【やらないことリスト④】一度に複数のことをこなそうとしない

メンタルが弱ると同時に、集中力もガクッと落ちます。
それまで当たり前だった「ながら作業」が急にできなくなりました。

そこで、「今日は一つの作業しかやらない」と決めた日を作ってみたところ、
・気持ちの焦りが減る
・完了の達成感が得られる
・結果的に仕事の質が落ちない
という予想外の良い効果がでました。

一度に抱えないことで、心の負荷が目に見えて減ることを実感しました。


【やらないことリスト⑤】落ち込んだ自分を責めない

メンタルが弱ったときに一番してはいけないのが「自分を責めること」です。

以前の私は、
「また落ち込んでる」「これくらいで疲れるなんてダメだ」
と自分に厳しい言葉ばかりかけていました。しかし、その考え方こそが一番の疲労源でした。

そこで、やらないことリストに
「落ち込んだ自分を否定しない」
と書きました。

すると、少しずつですが自分に優しい視点が持てるようになり、気分の回復が早くなりました。心が弱ったときは、責めるよりも「休んでいいよ」と声をかけてあげるほうが圧倒的に効果があります。


“やらないこと”を決めると回復が早まる理由

やらないことリストには、次のようなメリットがあります。

  • 判断の回数が減り、脳の疲労が軽くなる

  • 自分に甘えていいラインが明確になる

  • 気持ちの焦りが減少する

  • 自分を追い込むクセを防げる

  • 余白ができるため、回復スピードが上がる

実際、私の場合も、タスクを減らしたことで頭が軽くなり、数日で気力が戻ってきました。
“足すより引く”ことが、メンタル回復に大きく貢献したのです。


まとめ:弱っている自分を守るための“やらないこと”を決めよう

心が弱っているときほど、「頑張らないと」と気合で乗り切ろうとしてしまいます。
でも本当に必要なのは、
「何をしないか」を決めて、自分の心を守ること。

やらないことリストは、特別な道具もスキルもいりません。
メモ帳ひとつあれば、今すぐ始められます。

あなたもぜひ今日、3つでいいので“やらないこと”を書いてみてください。
きっと、心の中に余白が戻り、気持ちが軽くなるはずです。

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