自己紹介

ひらなり のプロフィール

経歴

幼少期から内気でオドオド・人見知り、さらに傲慢な部分もある性格の為、いじめにあったり人間関係で失敗することが多い子供時代を送る。大学卒業後就職するも人間関係がうまくいかず2013年に抑うつ状態と診断され、2016年に退職。

小学校ではいじめられっ子になったこと、逆にいじめっ子側にもなり両方の経験を持つ。そして中学校では周りとどう接していいのかがわからなくなり、人間関係で大きく悩む。

高校進学を機に東京へ行くことになるが、友達作りに成功するも進級したら仲の良い友達が全員別クラスになってしまい、人間関係が図らずもリセットされてしまう。その後の友達作りには失敗してしまい孤独になってしまったことがある。

大学受験の際に仲間を得て最終的には充実した高校時代を送るが、大学入学後に燃え尽きて引きこもりになってしまう。就職活動の時期になって引きこもりを脱し、内定をもらうが6年勤めた会社を鬱で辞める。

現在は治療と並行して、社会復帰や社会貢献できることが無いかを模索中。

幼少期

精神的虐待や家族の不仲で他人に対して心を開かなくなりました。幼稚園でも暗い子になってしまっていました。このことから現在「家族」とは何なのか、その役割という物を考えるきっかけとなりました。

小学校

幼少期の経験で人と話すことが怖くて周りと馴染めなかったため低学年の時にいじめにあいました。しかしその後は「いじめにあう前に仲の良い友人を持っていじめられないようにしよう」と思い、初めて積極的に周りと関わるようにしていじめを克服しました。

しかし周りと仲良くすることを第一に考えすぎていた結果、高学年時代に自分と仲の良い子が別の子をいじめているのを見て見ぬふりをしたり、さらに自分でもいじめる側に加わってしまいました。しかし「これはまずい」と思ったため、当時の担任に白状して和解をしました。

周りと仲良くすることを考えすぎて自分を失ってはいけない、しかも自分もいじめられた経験を持つのだからちゃんといじめを止めなければいけないということを痛感しました。

中学校

中学生になると小学生時代のいじめられっ子の経験といじめっ子側になってしまったことへの自己嫌悪が残り、周囲との距離をとりようになりました。さらに周りの同級生よりも比較的に成績は良かったため、徐々に徐々に調子に乗って自分は特別だなどという勘違いな思考回路になりました。俗にいう「中二病」です。

本当はいじめのことで周りとどう付き合っていけばいいのかわからなくなったこと、もともとが暗かったことが周りと距離を置いた理由なのですが、この勘違い思考により周りとの壁が生まれてしまい、だんだんと友人は少なくなっていきました。

自分の友人が減った理由を独りよがりな考えで片付けてはいけないことを学びました。せっかくの中学時代がつまらなくなってしまいます。

高校

高校進学を機に東京に通うようになります。誰一人知っている人がいないため心細かったです。しかし小学校時代の事もありますので積極的に友達をつくり、徐々に交友関係は広がっていき楽しく過ごすことになります。

しかし進級すると今までのクラスメイトとは離れ離れになり、また一人ぼっちになってしまいます。そしてさらに友達作りに失敗しました。

ただ、受験勉強がありました。そこで一緒に勉強する仲間を見つけることが出来、どうにか友達作りを失敗した状態から脱することは出来ました。

この時代では最初はなぜ成功し、その後になぜ失敗したかの記事を書いていきます。

大学

大学受験を経て大学に入学しましたが、受験勉強で燃え尽きました。「なんで大学に入ったんだっけ」と思ってしまい、やりたいこともなく、学校へは行くもののそれ以外は何もせず引きこもりの生活になってしまいました。

しかし「このままではいけない」と就職活動間近の時期になって気づき、大急ぎで就職活動を開始して引きこもりを脱します。そこで私は「周囲との差」を感じました。自分が引きこもっている間に周りはどんどん成長と経験を積んでいて「しまった」と感じました。それが奮起する材料となって全力で就職活動を進め、ソフトウェア関連の会社から内定をもらうことが出来ました。

常日頃からの努力の大切さを学びました。

就職

就職活動を始めた頃からの勢いを変えずに入社した会社でもがむしゃらに頑張りました。それが認められたのか「エース」だのなんだのと言われるようになり、有頂天になります。しかし数年がたつと徐々にそれがプレッシャーに感じるようになります。

しかも、そもそもこの仕事が「やりたい事」ではなかったのです。そして朝早くから夜遅くまで拘束され、だんだんと疲れがたまってきます。入社から3年ほどたったときはよく体調を崩すようになりました。そこに仕事のトラブルも重なり、精神的に完全におかしくなります。

「やりたい事」ではないことを長々とやることは苦痛でしかありません。そして、そういう気持ちで仕事をしてもその成果の質は低いです。こんな状態では自分自身もそうですが仕事仲間や上司そして取引先にも迷惑をかけてしまいます。

心療内科に行き、「抑うつ状態」と診断されました。そこから2年ほどは薬を飲みながらなんとか仕事を続けていましたが、改善することはありませんでした。ついに会社を辞めることになります。

現在

会社を鬱で辞めてからようやく自分に向き合う事をしました。自分に向き合う事は正直きつく感じました。思い出したくもないことを思い出し、嫌な気分になることもしばしばありました。でも過去にに向き合い、そして自分と向き合うことでようやく「自分」というものを受け入れることが出来ました。

後から考え直してみると、当時悩んでいたことが単に大げさだったり見当違いだったりすることもあります。当時はわからなかったことが今になってわかったりすることもあります。

そしていじめの経験や友達作り、就職等々では周りの顔色ばかりを伺い常にビクビクしながら生きてきた気がします。しかし鬱になったことが良いきっかけになり、カウンセラーの人に相談したり、鬱や脳に関するに関する書籍を読んだりと、自分をはじめとする人間の心に対する興味がわきました。

そして自分の経験や失敗をもとに学んだ事、心療内科の先生やカウンセラーの方と話してハッとしたこと、その他で気づいたことや感じたことを書き、当サイトに来てくださった方が同じ失敗をすることを防ぎたいと思っています。

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