【寝る前5分でOK】メンタルが弱った心を回復させる「夜ストレッチ習慣」のすすめ

メンタルが弱った時こそ“夜5分のストレッチ”が効く理由

メンタルが弱っている時、私たちはつい「なんとか気持ちを切り替えないと」と考えがちですが、実は心より先に“体”をゆるめる方が回復が早いことがあります。
特に夜は、1日の疲れやストレスが最も溜まっている時間帯。そこで私がたどり着いたのが、寝る前の5分だけ体をほぐすストレッチ習慣でした。

大げさに聞こえるかもしれませんが、これが想像以上にメンタルに効きました。体の緊張が抜けると心の緊張もふっと緩む。その実感を、体験談とともに紹介します。

数か月前、仕事のトラブルが続いた時期がありました。
夜になると「あれでよかったのかな」「明日またミスしたらどうしよう」と頭がぐるぐるし、布団に入っても全く寝付けませんでした。

そんなある日、YouTubeで偶然目に入った“寝る前ストレッチ”の動画を試してみることにしました。正直、「たった5分で変わるわけない」と半信半疑でしたが、やってみるとすぐにある変化を感じました。

肩の上に乗っていた“石のような重さ”がスーッと軽くなったのです。
呼吸も深くなり、布団に入ってからの心のざわざわが弱まるのがわかりました。

その初日の感覚が忘れられず、気付けば毎晩続けるようになりました。

続けるにはシンプルさが大切です。
私が特に効果を感じた流れを紹介します。

スマホやPC作業で固まりがちな首の緊張が抜けて、思考のざわつきが落ち着いてきます。

両手を前に伸ばし、肩甲骨をぐっと開く動き。
肩まわりの緊張が和らぎ、「今日の自分を労わるスイッチ」が入る感覚になります。

呼吸に合わせてゆっくり前屈すると、背中のこわばりが取れ、疲れが抜けていくように感じます。

仰向けで片方の膝を胸に引き寄せ、股関節をゆるめます。驚くほど気持ちが落ち着きます。

最後に天井に手を伸ばし、ゆっくり深呼吸。
「今日も一日お疲れさま」と自分に声をかけると、不安より“安心”を感じられるようになります。

5分ストレッチを続けて、私は次の変化を実感しました。

以前は寝付くまで1時間以上かかっていたのが、10〜15分で自然と眠れるようになりました。
翌朝の怠さも激減し、日中の不安感も弱まりました。

体がほぐれた日は、気持ちが勝手に落ち着いていきます。
「明日のことは明日考えよう」と、頭のオンオフができるようになりました。

たった5分でも「自分を大切にしている」という感覚が生まれ、
それが心の安定につながると気付きました。

夜のストレッチには、次のような心身への影響があります。

メンタルが落ちているときは、心だけを整えようとすると逆に苦しくなることがあります。
まずは体から整えることで、心も自然と回復していきます。

「毎日続けなきゃ」と思うほどストレスになります。
**“できた日だけで十分”**のスタンスが長続きのコツです。

メンタルが弱っていた数ヶ月前、私は眠れず、心も体もボロボロでした。
でも、この寝る前の5分のストレッチのおかげで、
夜の不安が少しずつ薄れ、心が回復していくのを実感しました。

もし今、あなたが「心がしんどい」「眠れない」「不安が消えない」と感じているなら、
まずは今日の夜、たった5分だけ体をゆるめてみてください。

心は、体がゆるむと自然と楽になります。
あなたの夜が、少しでも穏やかになりますように。