はじめに

「ひらなり」と申します。私はサラリーマンになってから6年で、鬱により退職をしました。

診断された時期は2013年(社会人3年目)です。そこから3年は薬を飲んで仕事にいき、休職してから復職もしましたが結局は鬱の為退職という道を選ぶことにしたのです。

最終的に会社を辞めてしまいましたが、自分のペースで生きるようにしたり思考を変えてみたりを試みていました。希望だけは捨てず適度に楽観的になってみたりと2年ほど試行錯誤を繰り返しました。

どうにか回復に向かうことが出来ました。まだまだな部分はありますが徐々に出来ることも増えてきて人並みの生活が出来るようになりつつあります。

なぜサイトをつくったのか

同じ鬱の悩みを持つ方の一助になりたい

「鬱は心の風邪」とはよく言われるものです。確かに「誰しもがこの病気になる可能性がある」という点ではそうだと考えています。

しかしその原因、症状そしてどう回復するかという部分に関しては非常に難しいです。人によって異なります。風邪みたいに薬飲んで栄養とって休めばそれでよいというものではありません

ただ、似た症状や原因はあります。人それぞれ違いますが、全く違うという事は無いのです。私と似たような原因や症状がある方がいれば参考になる情報を発信し、その人の力になりたいと考えております。

また、病気の事も闘病を機に勉強しましたので、似た症状がない方や周囲に鬱病の方がいる人にも参考になることを目指しています。

診断される前にも「実はあの時の症状は鬱だったのではないか」と思うことが多々あったので私は自己分析を繰り返し行いました。そこでどんな人が鬱になりやすいかという事も発信していきます。

鬱でも収入を得て復活できることを証明したい

そして鬱で会社を退職しても、再び働いて生きてくことが出来るような生き方を目指しています。

社会のレールから外れたらそれでお終いというわけではない、そういった事を発信していきたいと考えています。

鬱で困っている人をこれ以上増やさないようにしたいと、強く願っております。

こんな方に読んでいただきたい

自分が鬱かもしれない

最近何だか体調がすぐれない等の心と体の異変を感じている方にはぜひサイトの記事を読んでいただきたいです。自分が今どの段階なのか、病院に行った方がいいのか、会社と相談するべきかなどを考えてみてください

放っておくと悪化して、とても長い闘病生活をおくることになります。今のうちにその「もしかしたら」という心の声に素直に従い、当サイトで情報を収集して「どうしたらよいか」を考えるきっかけにしてください。

鬱と診断された

実際に鬱になってしまった方は、まずこの病気がどういったものなのかを知ってください。闘病記や回復の為にすることの記事を書いておりますのでそれをお読みください。

そして私が実際にやっている対処法が「自分もやってみたい」「出来そう」だと思っていただければ試してみてください。

周囲に鬱の人がいる

家族や友人、会社の部下や同僚が鬱になってしまった場合です。その場合はどのように接していいかわからないことがあります。まずはこの病気の事を知ってください。闘病記と鬱の症状を記した記事があります。

病気の事を知り、また鬱病の人が何を考えてどう感じているかがわかっていただきたいのです。それをご理解いただければ、鬱病である本人も周りもトラブルになる事態を防ぐことが出来ます

鬱で会社を辞めることを考えている

働きながら回復へ向けて頑張っている方でも、もう限界かもしれないと考えている方もおられるでしょう。私も退職する前はとても悩みました。

でも現代の働き方はサラリーマンとして働くだけではないです。「こんな生き方もあるんだな」といった感じでご覧いただければと思います。

回復の糸口を見つけ、本人も周りも明るくなってほしい

当サイトでは主に鬱病の原因・予防法・症状・回復の為にすることを書いていきます。

鬱になった本人は勿論辛い思いをしますが、その周囲の人々(上司や同僚、家族や友人)もどう接していいのかわからなくなったり、衝突をしてしまう事があります

本人と周囲の人がこの病気に対して理解を深め、関係を悪化させずにみんなで回復へ向けて一歩ずつ進んでいく事が出来れば、必ず良い方向に向かいます。

そして闘病記も書いていきます。どのように不調になり悪化していったのかをはじめ、重度の鬱の際の症状や回復していった過程をつづっていきます。

私の闘病記をお読みいただき、病気の事を知っていただきたいです。そして鬱になってしまった方とその周りにいる家族や関係者に「適切に向き合えば回復できる」と希望を持っていただくことが出来れば幸いです。

ご注意いただきたい点

当サイトでの記述は私が親や教師、クラスメイト、先輩後輩、上司、同僚等、その他私に関わる人たちを非難するものではありません

あるがままに書くことで病気のリアルな部分をさらけ出していこうと考えています。抽象的なことではない、学問的ではないサイトを目指しているので不愉快に感じる部分もあると思いますがご了承ください。

 

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