瞑想で心が落ち着いたら外に出てウォーキングをしてみましょう。どうなったら大丈夫がというのは、ざわついた心がだんだん静まってきたなと感じた時です。
外に出て新鮮な空気を吸うと気分転換できる
私の場合は一か月ほどした後でした。掃除・断捨離をして心と自分の周りを整理整頓して、瞑想を一か月やった時にふと「外に出てみようかな」という気持ちになりました。時期としては10月くらいでした。
ちょうど秋になったころで、暑さはもう無くなり、木々が色づき始めようかとしているときでした。幸いな事に自分の住んでいるところの近くには大きな公園がありました。爽やかな秋晴れで太陽の光が木々に降り注ぎ、川の水面はきらきらと輝いていました。
「自然が、生きてる…」と感じました。さらに自分は自然の中で生きているのだなと自覚しました。「これらの葉が色づくところをみていたい」と思い、私は毎日散歩をするようになりました。徐々に色づき、紅葉が地面に落ちて自然の赤じゅうたんになっていく様は綺麗なものでした。
このように自然の中にいくことや季節を感じることで気分転換になり、自分が生きていることを実感できます。季節が変わっていくことがわかると時間の流れがわかりますので、「自分の鬱はずっと続いてしまうかもしれない」という恐れが薄れます。
気づけば、「夏はひどかったけど、秋になった今は落ち着いてきたな」と気づくことが出来るのです。
散歩を習慣づける事は健康への第一歩
気づけば、2か月がたち、私は外に出ることが苦ではなくなりました。伸び放題だった髪を切り、冬物の服を買いました。散歩の為です。私は毎日散歩をすることによって無くなりかけていた体力を取り戻し、妙な太り方をしていた体をしぼめ、徐々に穏やかな心を取り戻すことが出来たのです。
ぜひ、やってみてください。最初は近所の自販機に飲み物を買いに行くくらいで良いです。とにかく外に出ることが大切です。
心がダメになると体もダメになります。心と体は連動しています。逆に体が良くなると心も良くなります。
最終的には一時間ウォーキングしましょう。外に出て外の空気を吸い、太陽の光を浴びるだけで気分はすっきりします。景色も楽しみましょう。公園があればそこにいきましょう。
太陽の光は暖かいです。ぬくもりが心地よいです。暖房とは全然違う体になじむ温かさがあります。外に出ることがまだ難しいのならば、日向ぼっこをするようにしてみてください。
その温かさで眠くなるでしょう。寝てしまえばいいのです。軽く日向ぼっこをして寝ると、少しすっきりしますよ。長い間寝るとかえって冷えてしまうのでお気をつけください。
無理はしない事
散歩も出来ないくらい鬱の時は無理せず休んでください(詳しくはこちら)。無理に外に出ても気分転換になるどころか疲れてしまうだけです。
鬱を回復させるには段階があります。休み方・回復のさせ方を間違えてはいけないのです。「散歩して気分転換」は起きて歩ける人が出来ることです。
力が入らず起き上がれなかったりする場合は無理をしないで、寝て体力と気力を回復させることに努めましょう。
まとめ
1.外に出て新鮮な空気を吸うと気分転換できる
2.散歩を習慣づける事は健康への第一歩
3.でも無理はしない事、散歩できない時はゆっくり休む