ストレス…現代社会に生きる上でどうしても溜まってしまうものです。ストレスがあまりにもたまってしまうとキレて暴走してしまうかもしくは自滅して鬱になってしまうかです。
私は両方ありました。
中学時代、誰にもぶつけられないイライラ・ストレスを抱えすぎて爆発してしまいました。自室の中にある物という物を床に投げつけました。壁を殴ったり物を殴ったり自分を失って暴れてしまいました…。
ふと我に返ると、手や腕は傷だらけ…。床にはものが散乱して収拾がつかなくなっていました。むなしい気持ちになって片付けましたが…それ以降そのむなしい気分を思い出すため暴れることはしていません。
その後、社会人になってさらなるストレスにさらされるようになります。当時は趣味に使う時間も気力体力もなく、ストレスは溜まっていくばかりでした。たまりにたまったストレスはきっかけがあると一気にあふれ出します。
とある仕事のトラブルがきっかけとなり、無気力状態になり、そして抑うつ状態と診断されます。ちゃんとストレス発散・ガス抜きをしておかないとあとあとまずいことになるのです。
緑など、自然のある場所へ行く
趣味で発散することが出来ればとても良いのですが、趣味をする時間が無いという私のような人間もいます。その時は、大自然のある場所に行ってください。もしくは大きめの自然豊かな公園でもいいです。首都圏でも電車を1時間乗ればそれなりの場所にいけます。
大自然に抱かれるのです。
その場所に身を置くと景色も、空気も、人間も、すべてが違います。コンクリートの無い緑豊かな景色、森の独特の香りがする新鮮な空気、のどかに流れる時間…。大自然に抱かれると自分のストレスがすべて吸い取られてすっきりする感覚になります。
巨木があればそれを見て、触れてみると守られている気持ちが起きます。
マザーツリーという言葉があるくらいですからね。
海、もしくは川辺もすごくいいです。水の流れる音を聴くと気分はとても落ち着きます。
抑うつ状態と診断される前、まだ気力が残っていた時に私は日光に行きました。駅を降りて、徒歩で東照宮までいきました。途中を流れる川の音がとても心地よく、しばらくそこにたたずんでいました。なんだか離れたくない気持ちになり、いつまでもその音を聴いていたくなるほど心地よかったのです。
そして、坂道を登りました。大きな道、そして大木に囲まれ、自然の迫力という物を感じました。東照宮に参拝し、さらに散策するとベンチがあったのでそこに座りました。前、左右、上をみると人工物はほんの少しだけです。大木と高く澄んだ空、下草からは朝露が滴っていました。
素直に「綺麗だな」と感じました。こんな澄んだ気持ちになったのは久しぶりでした。するとそれまで思い出してはイライラしていたことなどが「ま、しょうがないか」と軽く考えられるようになったのです。
気分が軽くなり、帰ることが出来ました。また頑張ってみよう、と前向きに考えることが出来て翌日から仕事に向かえたのです。
まとめ
ストレスが少しでも溜まってきたなと感じたら大自然(大木、水辺のある場所)に行ってリフレッシュしてみて下さい。全然違います。自然という存在は科学とかそういったものでは説明できないような力を持っています。
大自然が難しければ植木鉢で植物を育てたりするのでも効果はあります。サボテンでしたら育てやすいですしおススメです。自然の力を借りて、日常のガス抜きをこまめに行うようにしてください。