鬱でどうにもならなくなったとき、それを相談した人がいます。
するとその人からバンドやってストレス発散しようと言われたのです。
再び、音楽の世界に引きずりこまれることになります。
10年以上もの間、音楽からは自ら遠のいてきました。
そしてやりたいことを探したり世間体を気にしてとりあえず就職したりとしていました。
結局音楽よりも心惹かれるものはありませんでした。
最終的に後輩に認められました。
うまいと言われると気分が良いです。
自信がつくきっかけとなったのは音楽でした。
一度は捨てたけどやはりこれが良いと再認識したのです。
高校入試、大学入試、就職活動の面接では、すべて音楽が絡んだ話題で盛り上がりました。
時代の節々で音楽の会話で盛り上がるイベントがあったので、離れていたことに対する疑問もわいてきました。
気づくと音楽の事を考えておりました。
音楽をやっていなければそれぞれの面接で盛り上がらなかったでしょうし、
就活でも内定をいただいた会社は音楽の話題で盛り上がった会社でした。
音楽を今はやっていないと話すと
「なんでよーもったいない!やろうよ」
と誘ってもらうこともありました。
何だか複雑な気持ちのままずるずると時間が過ぎていきました。
結果的に音楽をやっていたおかげでここまでこれたのです。
なかったら、と思うとちょっと恐ろしいです。
やはり自分にはこれしかない、という結論に至りました。
実際に参加して久々にステージで演奏した時は感動で泣きそうになりました。
演奏を通してみんなと一体感を味わえる、
そうだ自分はこれで自信を得ることが出来たんだ、と。
やっぱりやりたいと少しでも考えているものはやった方が良いです。
ましてや誘いがあるならなおさらです。
過去とかいろいろな事情に対する複雑な気持ちはどこかに捨ててください。
今、それをやって楽しいならやればいいんです。
私は最初、初期に嫌だと思ったりあまりよくない記憶があったのですが
だんだん音楽を好きになっていることに気づかなかったというだけでした。