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仲間とはお互いを高めあう素晴らしいライバル

高校に入り、友達作りに失敗した私はあるものと出会いました。それはインターネットです。すごくはまってしまっていました。

ちょうどその頃です、ネット依存症とかケータイ依存症という言葉が社会に出始めたのは。友人が少ない私はネットに居場所を求めるようになりました。

そのため、友達がいないことがあまり苦にならなくなりました。とはいってもやっていることは2ちゃんねるですがね。ニュース速報とかを見て時間をつぶしていました。

しかし転機になることはありました。

同じ目標に向かう仲間がいると刺激になる

受験です。

そろそろ大学のことを考えなければならない時期となると予備校に行かねばなりません。予備校に通う事によって、友達はできました。いや、友達以上の「仲間」です。

勉強というのは一人でもできます。ただ仲間がいるともっと士気が上がります。

実際に人と会って、目標を同じくする人たちに囲まれていると自分に力がみなぎってくるのが自覚できます。目標がある人っていうのはキラキラして見えるんです。その人が醸し出す雰囲気がとても良くて、自分にもいい影響があるんです。

「君すごいな!この教科、模試で3位じゃん!あとで教えてくれる?」
「いいよ、でも俺英語苦手だから俺に教えて」

こんな会話が出来るようになりました。

よく漫画とかで受験とか部活をテーマにした青春ものがありますよね。私はそれを漫画の中だけの世界だと思っていました。いままでさんざん人を信じていなかったのですから。

でもこの予備校で私は、これは漫画の中の世界ではないことがわかったのです。漫画で読むよりも、実際に体験したほうがはるかに面白く、得るものも多く、なにより充実した日々を送ることが出来たのです。

一人でねじり鉢巻きしてがりがりとがり勉するのも勉強だとは思います。でもどうせやるなら仲間とともに勉強して同じ目標に向かっていった方がいいのです。

お互いを刺激しあい、その人の別の一面も見ることが出来たりと勉強以外の事も得ることが出来ます。

仲間がいれば陰鬱にならない

そして、「あいつらを超えてやる」という感情が一人では負の感情とともに大きくなります。陰気な感じ、相手は敵だといった感じになってしまうのです。

たとえこれで成功しても喜び合う仲間がいないのでなんだかさみしいものです。苦労が自分だけにのしかかってしまい、そして達成感を二倍にも三倍にもして分かち合うことが出来ないことは、受験の醍醐味の半分くらいを味わうことが出来ません

仲間とやれば「なにくそ、負けないぞ」という思いがプラスの感情で起こります。陽気な、お互いを高めあうライバルとして相手を見ることが出来ます。

まとめ

1.同じ目標を持つ仲間がいると良い刺激になる
2.仲間がいるとマイナス思考にならない
3.一人でいるより仲間といた方が苦労した分の達成感が何倍にも大きくなる

私は基本的に一人が好きでしたが、仲間っていいなぁと感じる素晴らしい体験でした。

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