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既読スルーの不安を解消する3つの方法

スマホが登場してから、いくつものメッセージアプリが誕生しました。それまであったメールとは違い、一瞬で相手と連絡が取れるようになったのです。そして相手が読んだかどうかもわかるようになりました。

連絡のスピードが速くなった

代表的なメッセージアプリは「LINE」ですかね。使っていないと「え…」と思われたりすることもあります。メールだといちいち連絡先をアドレス帳から選んで、タイトル書いて本文を書くといった手順になりますが、今はスイスイと文字で「会話」が出来るようになったのです。

メッセージを送ればすぐ相手に通知が行きます。通知を見たらメッセージを読んですぐ返信します。瞬間的にやり取りをすることが当たり前になりました。

そこで、私もですが周りの人も「すぐに返信がこないと不安」と思うようになりました。返信がこないと「あれ?怒らせるようなこと送っちゃったかな?」「嫌われちゃったのかも?」と思うようになったのです。

既読無視に振り回される人

メッセージの伝達が速くなったことで「はやく連絡取らなきゃ」という一種の強迫観念が生まれることになりました。「早くメッセージを送らないとグループの話題に置いていかれる」「はやく返事しないと相手に嫌われるかも」という不安に襲われてしまうのです。

嫌われたくない・仲間外れにされたくないという思いでやりとりしていると長い時間集中してスマホにかじりついていなければいけなくなります。自分が連絡をとりたいからやっているのではなく、相手に合わせなければならないからです。

さらに、自分は早く返信したりこまめに連絡をとっていると自覚すると、相手の返信の遅さや既読スルーに不安になったり、イライラすることもあります。

「自分はこんなに早く返信してるのになんで相手は遅いんだろう」とか「無視しないで一言くらい連絡してよ」という思いになってしまい、最終的に相手への不信感や怒りが芽生えます。するとそれまで良好だった関係も冷え込むきっかけになってしまいます。

素早い返信は「自分のためだった」だと気づく

ではなぜ、不安になったりイライラしてしまうのかを整理してみることにします。

自分が送る場合は「嫌われたくない」「話題に置いていかれないようにしたい」といった気持ちがありました。それは、嫌われてしまっては自分は居場所がなくなる・一人になりたくない・友達がいなくなるのが怖い・話題から取り残されて仲間外れになりたくないという思いが無意識にあるためです。

相手が遅くてイライラする場合は、「自分がこれだけこまめに連絡してるのに、なんで?!」という気持ちになります。この「はやく返信がこないのは不安」な奥底には「私を嫌っていないのなら早く連絡してよ」「私の為に時間を割いて」という思いがあります。

これらの無意識な気持ちには一つの共通点があります。それは「物事は私中心に動いてほしい」という点です。

今までの例に従うと「私を嫌うな」「私を置いていくな」「私と友達でいろ」「私がこまめに連絡しているのだからあなたもこまめに連絡してくれないと不公平だ」という事です。それが壊れそうになることで不安やイライラが起きてしまうという事です。

不安・イライラを解消する3つの方法

それでは既読スルーを気にしなく出来る方法、早く返信しなきゃという強迫観念から自分を解放する方法を3つ書いていきます。

①自分を見失わない

確かにメッセージアプリは現代のマストアイテムと言ってよいでしょう。写真や文字でのやり取りはしなければいけないことかもしれません。

でも返事が遅いからって人を嫌うのはちょっと変ですよね?それくらいの事でもし嫌う人がいても、多分いままでの事が積み重なっていてそのトドメになっているのでしょう。

本当の友人とか親しい関係ならば他の連絡手段を使うこともありますし、たかがメッセージアプリで壊れる人間関係なんて軽い関係だったという事です。そもそもその人とは本当に仲が良かったのですか?疲れるだけ無駄なのです。

ですから返事が遅いというだけでカリカリしないようにしましょう。

②寛容な心を持つ

誰にでも用事はあります。手が離せなくてスマホを手に取ることが出来ないという事もあります。その時は「一回読んでおいて後で返信しよう」と思う時だってあるものです。

だから「あぁ忙しいのかな」とでも思い、おおらかな心で返事を待つのがお互いの平和のためです。急ぎなら電話すればいいだけの話ですし、「待ってやるか」と思うようにしてください。

そして自分も忙しいときはあまりメッセージを気にしないようにすることも必要です。①が出来ればこれも出来ることでしょう。

③他人は自分と違う事を知る

もしかしたら自分はメッセージアプリを連絡手段として唯一無二の、メインとして使っているツールかもしれません。しかし相手もそうなのかという事です。

相手は単なる遊びで使っているだけかもしれません。もしくはあまりメッセージアプリを好きではない人もいることでしょう。

相手は自分と同じ目線・価値観を持っているとは限らないと考えると、「仕方ないか」と思えるようになります。

まとめ

以上3つの対処法でした。自分の心の変化を分析し、その上で相手の価値観もわかると疲れることもありませんし無駄にイライラすることもなくなります。

本当の自分の考えていること・価値観を確認してみると、振り回されることもなくなることでしょう。

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